回胴遊商(伊豆正則理事長)は、「幼児車内放置ゼロ」巡回活動について今年も発見事例がなかったと報告した。
この活動は、組合員が取引先のホールを訪問した際に駐車場を見回ることで、幼児の車内放置による事故を未然に防という趣旨で、平成17年にスタート。今年で12年目となる。平成18年、平成19年の2年連続での発見事例があったほか、平成23年にも発見事例が報告されており、これまで10件の車内放置事故を未然に防いできた。
今年も例年どおり7月1日から8月末日までの2カ月間を「特別強化月間」として巡回を強化。ミニバン(家庭用ファミリーカー)やチャイルドシートを取り付けている車両やエンジンがかかっている車両を重点的に確認し、車内の見えにくい箇所もペンライトを使って点検した。車内確認のほか、ゴト防止対策という観点で他県ナンバーや不審な車両を発見した場合に警備員に注意喚起を行うなどした。