有名人招致(雑誌ライター取材含む)の店内告知に関し、最近になって、行政側が東京都内ホール及び東京都遊連に対し、その行為をNGとする指摘を行っていたことが分かった。
これまで有名人招致に伴う告知に関しては、原則的に事前及び当日を含めて禁止とされていた一方、店内で来店に伴う注意喚起程度の告知はやむを得ないとされてきた。しかし、最近になって当日の店内告知についても行政側より都内のホールが指導を受けたケースが発生。そこで、東京都遊連が行政側に「来店当日の店内告知や注意喚起」「近日来店予定」等の告知について確認したところ、改めて「ことさらに特定の日を想起させ、著しく射幸心をそそるような行為に抵触する可能性がある」と指摘を受けた。
この指摘を受け、東京都遊連では、傘下組合員ホール向けに発行している「健全化センターだより」(10月4日付け)を通じて今後、上記の告知をしないこと、出玉系イベントを想起させる内容の全ての媒体広告(メールやインターネット上の広告、ブログ、ツィッター、LINE、専用アプリ等含む)を行わないよう注意喚起した。
この件に関し、ある都内のホール関係者は「店内での告知が一切出来なくなることで、ライターイベントのニーズも減っていくのではないだろうか」と話している。