去る6月24日に開催された全日遊連・総会後の懇親会で、日工組の金沢全求理事長が来賓として出席し、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機について、改めて回収撤去の協力をお願いした。
懇親会には、全日遊連関係者ほか、業界団体関係者、警察関係者等が出席。警察庁生活安全局保安課の大門雅弘課長補佐ほか、各業界団体の代表が祝辞を述べるなか、日工組の金沢全求理事長は祝辞の中で、「遊技くぎ」問題に対し、改めて陳謝するとともに、回収対象機種の今年末までのスムーズな撤去協力に理解を求めた。
同氏はまず、回収撤去に関わる現状を述べ「昨日、第3次回収リストを出した。第1次と第2次分は8月までの回収という我々の考えのもと、ホール様の協力を得て、80%以上が現在、外れたり、あるいは外れる予定で手続きされている」と、ホール側の撤去協力に対して感謝の意を表した。
その上で「これから第3次の回収に向けて、年末までにどうスムーズに行うか、ホール5団体の皆様と協議しながらでないと、外し残すことがあるのではと思う」との認識を示し「我々は、回収撤去に向けて一生懸命努力していく。阿部理事長を始め(全日遊連)執行部の皆様とは月に2度、3度は協議し、条件面や代替機、また、安心安全で面白い遊技機をどう作るかなど、色々と協議している。我々は、今年1年及び来年に掛け、お客様にご迷惑を掛けた分の信頼回復に向け頑張っていく」と述べ、スムーズな回収撤去への理解と協力を求めた。