理事会で庄司会長続投を承認/日遊協

日遊協(庄司孝輝会長)は5月19日、都内中央区の本部会議室にて第1回定例理事会後の記者会見を開催。

理事会では、6月9日に開かれる総会で上程する平成27年度の収支決算、平成28年度予算案、任期満了に伴う役員改選案を承認。総会で議決される役員改選では庄司氏の会長留任がほぼ確定した。さらに、九州支部による3回の熊本被災地支援のボランティア活動報告と、6月と7月に本部から派遣する支援活動についても話し合われた。

会見で、ニコニコ超会議でのブース出展について感想を聞かれた庄司会長は「あのような若者が生み出す活気を店にも取り入れたい。今年はゆっくり打ってもらおうと椅子も設置し、試打時間も15分に拡大したのでお客さんの満足度も高かった」と総括。「ちょいパチ」については、日遊協としても機械対策委員長が各支部で説明にあたっているとした。

他にも、パチスロ高射幸性機等の段階的撤去について「新基準に該当しない遊技機が49%、高射幸性遊技機が20%減で推移。6月に撤去状況を一旦評価し、6団体と行政で対応策をとる」と説明。また、前年度の5割増で対応している「遊技機取扱主任者講習」の対応では「上半期の様子を見ながら下半期の試験回数を増やすなり対策する。規定があるので県遊協単位ではできない。今後も各支部で実施する」とし、現在の受講者数の内訳や状況を併せて報告した。10月と12月には、全日遊連のホール関係者らを対象とした大規模な試験を東京・大阪で開催する。

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