全日遊連(阿部恭久理事長)は、4月20日付けで「組合加盟店舗の実態調査」の最新版の調査結果を公表した。
3月末現在の営業店舗数は2月末より63店舗少ない10,210店(前年同月比361店舗減)。また、新規店舗数は7店舗(同比2店舗減)、廃業店舗数は61店舗(同比10店舗増)、休業店舗数は137店舗(同比12店舗増、3月中に休業した店舗は20店舗)。廃業店舗、休業店舗が高い水準で推移した一方で、新規店舗数が一桁台に留まったため、営業店舗数は大幅に減少。年内に1万軒を割り込む可能性が出てきた。
遊技機の設置台数は、パチンコが前月比12,365台減の263万1,433台、パチスロが同比2,729台減の151万4,168台、その他の遊技機が増減無しの156台。総設置台数は同比15,094台減の414万5,757台となった。3月は店舗数の大幅な減少にともない、パチンコ・パチスロが共に減少。昨年6月以来、9ヵ月振りに総設置台数が1万台を超える下げ幅となった。