埼遊協、NPO基金への長年寄付で知事感謝状を受賞

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埼遊協 趙理事長(左)、埼玉県 大野知事(右)

5月14日、埼玉県庁知事室において、埼玉県遊技業協同組合(埼遊協)が、埼玉県NPO基金への長年にわたる寄付の功績により、大野元裕埼玉県知事から感謝状を贈呈された。贈呈式には、埼遊協から趙顕洙理事長と齋藤正士専務理事、県側からは大野知事と県民生活部共助社会づくり課長が出席した。

埼玉県NPO基金は、2004年度に県内NPOの自主的・自発的な社会貢献活動を支援するために設立され、県による1億円の積み立てを基盤に、現在は民間からの寄付を主な財源としている。この基金は、SDGsの視点を取り入れたNPO活動促進助成事業などに活用され、地域課題の解決や持続可能な発展を支えている。

埼遊協は2010年以来、15年間にわたり同基金への寄付を継続。今回の感謝状は、この長年の貢献が評価されたもの。

贈呈式後の懇談では、大野知事が埼遊協の取組みに謝意を述べ、趙理事長は「地域課題解決に取り組むNPOの支援を続け、組合員のパチンコ・パチスロホールが地域の安全・安心拠点として、地域に必要不可欠な存在となることを目指す」と地域貢献への決意を語った。これに対し、大野知事は「頼もしい限り。県と連携して引き続きよろしくお願いします」と応じた。

埼玉県NPO基金は、SDGsの17目標に基づき、保健・医療・福祉、まちづくり、環境保全、国際協力など幅広い分野でNPO活動を支援。2024年度には、地域課題解決に向けた「SDGs推進活動助成」や事業収入による継続性を高める「自立促進活動助成」を実施している。これらの活動は、SDGsの5つのP(人間、豊かさ、地球、平和、パートナーシップ)に沿って、地域社会の持続可能な発展を支えている。

埼遊協の寄付は、こうしたNPO活動を支える重要な役割を果たしており、今後も地域社会への貢献が期待される。

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