東遊商は5月8日、都内港区のホテルヒルトン東京お台場で第64回通常総会を開催した。
組合員総数247社のうち委任状出席含めて231社が出席し、総会は成立。議案は、令和6年度事業報告及び決算関係書類承認の件、役員改選の件、令和7年度事業計画及び委員会活動計画並びに収支予算決定の件の3議案で、いずれも承認した。総会後の役員改選では、中村昌勇理事長が9期目の再選を果たした。
事業報告によると、主力事業である中古遊技機の変更承認申請書類の交付事業実績は令和6年度中の変更承認申請書類の交付件数が12万9,731件、台数で25万5,246台となった。本年度は廃業等により10社が脱退した。
総会で中村理事長は、中古機流通事業に対し「点検スキルの向上と、アウトサイダーや設置を専門に取り扱う業者との差別化を図り、責任と誇りをもったプロフェッショナルとして点検確認業務に携わってもらえるよう、遊技機取り扱い研修センターによる更新時講習会を行っている。今期からは新規の講習会についても研修センターのカリキュラムにより指導員の資格をもった方々の実技講習を受けていただくようになる。ホールからもメーカーからも信頼されるプロとして活躍していただきたい」と方針を示し、組合活動への理解と協力を求めた。

中村昌勇理事長