日遊協は3月13日、第6回定例理事会に伴う記者会見を開催した。
理事会では新規入会会員として、岩下兄弟、セントラル、SANSEI LABの3社が承認され、業界不況で協会脱退が相次ぐ中、大型ホール法人の新規入会について西村拓郎会長は「仲間は1法人でも多い方が心強く、足並みを揃えるという意味でも業界にとって得策」と嬉しさを滲ませた。
広告宣伝検討会の審議状況では、ガイドライン第3版が最終調整に入っているとして遅くとも4月までには通達したい見通しを示した。改定内容は、「オススメ」「リニューアル・グランドオープン」「賞品入荷」「第三者取材」「メーカー記念日」などに関するもので、いずれも乱用する広告が特にSNS上で見受けられることからも一定規準を設ける方針。オススメ表記は7日間同じものを連続して使用するなど具体的な日数を定義する他、第三者取材に関しては実際に演者が来店しない取材に対して規制する方針など例示した。
2月4日に開かれた遊技産業新経営者会議については、楽天mobileから業界のDX化に関する特別講演、キャッシュレス化からDX時代における業界課題についてグループディスカッションを行ったと報告があった。