
埼玉県遊協 趙顕洙理事長
埼玉県遊技業協同組合と埼玉県遊技業防犯協力会は1月31日、ホテルブリランテ武蔵野(さいたま市中央区)において新年祝賀会を開催した。
埼玉県遊協の趙顕洙理事長は冒頭の挨拶で、国際カジノ研究所が昨年1年間にスポーツベッティングも含めたオンラインカジノ経験者数が約346万人に上ると発表したことについて、「驚愕の数字。レジャー白書2024のパチンコ参加人口660万人にどんどん拮抗してきており、、非常に憂慮する問題だと思う」とした上で、「私たち業界はギャンブルではなく遊技。地域に根ざした娯楽という立ち位置を見失わず、目まぐるしい情報や動きに目移りしてはいけない」と自身の見解を述べた。また、昨年2月に埼玉県・埼玉県警と締結した防犯のまちづくり協定、昨年11月に埼玉県警と暴力追放センターの支援を得て発足させた暴力排除推進協議会については、「現在、身近な所で凶悪事件が発生したり、日本全国で豪雨や地震等の災害が頻発している。こうしたことが日常茶飯事になっている中において、私たちは地域の安全安心に寄与する、そうした社会の存在であるということを忘れてはいけない。パチンコ業界が防犯面や災害支援で存在感を発揮して、地域に必要とされる、なくてはならない存在にならなければいけないということを改めて認識し、各地区組合と共に一層精進したい」と述べた。
続いて来賓として出席した、大野元裕県知事(代理)、齊藤邦明県議会議長、星山聖達全日遊連副理事長、大饗裕記回胴遊商理事長がそれぞれ祝辞を述べた後、彩の国安全・安心事業協会代表理事でテレビ埼玉相談役の平本一郎氏の乾杯の音頭で祝賀会が盛大に開催された。