千葉県遊協と県内メディア3社で構成する夢まるふぁんど委員会は11月8日、地域の防犯に役立ててもらおうと、野田市、八街市、旭市、館山市、睦沢町の5市町へ防犯パトロールカーを寄贈した。
夢まるふぁんどは、千葉県遊協、千葉日報社、千葉テレビ放送、ベイエフエムが、県内で幅広く社会貢献活動を行うことを目的に2005年に設立。参加する県内のパチンコ店が設置している「夢まるBOX」に、遊技客の理解と協力のもと集められた遊技時のこぼれ玉などを基金として運営しており、これまでに県内の民俗芸能・技術を保存伝承する団体や国際交流を行っている団体等に支援金を寄贈してきたほか、県内福祉施設、ボランティア団体への支援活動やこども病院への医療機器の寄贈等を行ってきた。
2006年からは防犯活動の支援を目的に「ちばふるさと振興サポート事業」として、県内市区町村へ毎年防犯パトロールカー(青パト)5台を寄贈してきた。既に全市区町村への寄贈が完了しているが、引き続き寄贈の要望が多く寄せられていることから、同事業を継続することを決めた。今回で寄贈した防犯パトロールカーは累計95台となった。
千葉県庁前の羽衣公園内で開催された寄贈式には、千葉県知事、千葉県警察本部長及び寄贈先5市町の首長らが出席し、夢まるふぁんど委員会役員から5市町の代表にレプリカキーが手渡された。