千葉県遊協(星山聖達理事長)は千葉県ヤクルト販売(赤田玄朗代表取締役社長)と共同で、児童養護施設や乳児院などで暮らす子どもたちに役立ててもらおうと、千葉県児童福祉施設協議会(千児協、本間敏子会長)に100万円を寄付した。
同組合では様々な地域社会貢献事業を展開しており、その中の一つとして、これまで千葉ヤクルトと協賛した県内の福祉団体への福祉車両寄贈(計32台、6,200万円相当)を行ってきたが、昨今、子どもを取り巻く環境が悪化しており、児童福祉の向上が求められているのではないかとの認識を持ち、千児協に寄付金を寄贈し活用してもらうこととした。
10月28日に県庁で寄贈式が行われ、星山理事長は「千葉県の未来を担う子どもたちの成長の役立ててほしい」とあいさつ。寄付金の目録を受け取った本間会長は謝意を述べ、星山理事長と赤田社長に感謝状を手渡した。
寄付金の原資は、組合店舗がこの事業に賛同し、「福祉ヤクルトキャンペーン」期間中にヤクルト賞品を購入した売上の一部が福祉拠出金として千葉ヤクルトから拠出され、これに千葉県遊協からの拠出金を合わせたもの。寄付金は県内7つの施設に届けられ、キャンプや小旅行、玩具類の購入等の費用に充てられる。同組合は来年以降もこの支援活動を継続していくとしている。