平和 中間決算は増収増益、遊技機事業はパチンコ販売台数が増加し売上高18%増、営業利益145%増

平和は11月8日、2025年3月期の第2四半期(中間期)決算を発表。売上高717億90百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益154億4百万円(同26.6%増)、経常利益152億92百万円(同33.6%増)、純利益104億15百万円(同40.1%増)の増収増益で着地した。

遊技機事業の売上高は前年同期比18.4%増の201億84百万円、営業利益は同145.9%増の53億11百万円。パチンコ機は「Pラブ嬢 ~極嬢のハーレム体験~」、「Pバンドリ!」など新規3タイトルを発売し、販売台数は23,180台(前年同期比6,508台増)、パチスロ機は「L ToLOVEるダークネス」、「パチスロ L黄門ちゃま天」など新規2タイトルを発売し、販売台数は23,208万台(同1,310台減)となった。前年同期と比べパチスロ機の販売台数が若干減少したが、パチンコ機の販売台数が増加したことにより増収、さらに利益率の高いパチンコ機のゲージ盤販売が増加したことに加えて、リユースによる売上原価低減の取り組み等により大幅な増益となった。

ゴルフ事業の売上高は516億6百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益114億21百万円(同0.4%増)。来場者数が堅調に推移し、需要を取り込んだ価格設定により顧客単価が上昇したことや、前期にゴルフ場を取得したことにより増収となった。利益面については各種原材料価格や水道光熱費の高騰、賃上げによる人件費の増加、ゴルフ場取得に伴う費用の増加等があったが、売上高の増加が費用の増加を上回り増益となった。

通期連結業績予想については前回発表値を据え置き、売上高1582億円(前期比16.0%増)、営業利益300億円(同28.0%増)、経常利益292億円(同28.4%増)、純利益200億円(同20.4%増)の増収増益となる見通し。遊技機事業における販売台数は、パチンコ機が前期比3.4万台増の6.3万台、パチスロ機が同1.1万台増の7.7万台を見込んでいる。

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