SANKYO 上期決算は減収減益の見通しも計画に対して順調、パチンコは「スマパチ ガンダムUC2」がヒット、パチスロは販売台数を大きく伸ばす

SANKYOは9月19日、2025年3月期第2四半期累計の業績予想を公表。売上高900億円(前年同期比22.5%減)、営業利益350億円(同23.0%減)、経常利益350億円(同23.7%減)、最終利益250億円(同23.8%減)の減収減益になる見通しだが、計画に対しては順調に推移しているとした。

パチンコ機販売台数は、8.3万台(前年同四半期は16.7万台)と前年同期比で減少する見込みであるものの、2024年8月に販売した「e フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-」が、同社のスマートパチンコ機(スマパチ)としては初のヒット機種となり、「今後のスマパチの普及に弾みをつけるきっかけになるものと期待している」とした。

一方、パチスロ機は、「L パチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌」等、新規3タイトルを販売したことに加え、昨年度以前に販売した複数機種を増産。これにより販売台数は8.1万台と前年同期の4.8万台から大幅に伸ばし、スマートパチスロ(スマスロ)への市場移行を契機に、パチスロ機市場においても同社グループの存在感が高まる状況となっている。

同社はこれまで通期業績予想のみ開示していたが、パチンコ・パチスロ機の2024年9月末までの納品の見通しがほぼ固まったことから、第2四半期の着地見込みを算出し、業績予想として公表した。

-業界ニュース
-, ,