パリ五輪フェンシングメダリスト3選手に練馬区民栄誉賞/NEXUS

練馬区民栄誉賞顕彰式

練馬区は9月5日、区役所本庁舎にて練馬区民栄誉賞顕彰式を開催。受賞者は区内の「NEXUSフェンシングクラブ」に所属し、今夏開催されたパリ五輪において男子フルーレで金メダルを獲得した永野雄大選手、敷根崇裕選手、男子エペ団体で銀メダルを獲得した見延和靖選手の3名で、顕著な成績を収めたとして練馬区民栄誉賞を授与した。

懇談の席で前川燿男区長は「区長として練馬区民栄誉賞を贈呈できることを心から嬉しく思う。NEXUSフェンシングクラブをはじめ、練馬区スポーツ協会、練馬区フェンシング協会が長年支援しているが、皆様方のサポートなくしてはこの輝かしい功績はなかったものと感じている」と称えた。

表彰状と副賞が授与された選手は「NEXUSフェンシングクラブという施設がなかったら自分はここまで強くなれなかった。練馬区皆様のサポートにはとても感謝しているし、次のロス五輪でも日本に金メダルを持ち帰りたい(永野雄大選手)」「今回は自分が納得できなかったプレーや改善点も多々あった。この結果に満足せずにロス五輪も頑張りたい(敷根崇裕選手)」「まず僕たちがこれからも結果を残し、一大拠点の練馬から次のメダリストが生まれてくることを望んでいる。今は人材育成が絶好のチャンス。一人でも多くの子ども達に体験できる機会を増やし、フェンシングの魅力を伝えたい(見延和靖選手)」と抱負を語り、NEXUSが3選手に贈った総額2億5,000万円の報奨金についても話題に上った。

玄関口で区の職員に出迎えられた3選手には花束も贈呈され、記念パネルにサインを残す姿を多くの一般客も見守り、「おめでとう」「ありがとう」と歓声がロビーに鳴り響いた。

練馬区民栄誉賞顕彰式

記念パネルにサインを残す3選手

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