ぱちんこ業界関係者らによるチャリティー麻雀大会が6月29日、東京・勝どきの麻雀店において開催された。大会には、ホールやメーカーのみならず、ライターやタレント、業界誌やフリーのブロガー・YouTuber、業界関連企業の社員や業界団体関係者ら、ぱちんこ業界に関わる仕事をしている44名が参加した。また同大会には、サンセイアールアンドディを筆頭に、6社の業界関連企業が協賛した。
「スイッチオン ワンポ麻雀」と銘打たれた同大会は、ギャンブル等依存問題を抱える人たちをサポートしている、認定NPO法人ワンデーポートを支援することを目的に開催。ワンデーポートは、全国に約5万あるNPO法人のうち、3%に満たない認定NPO法人であるが、寄付控除額が大きく、大口の企業寄付が期待される”認定”を維持するためには、年に100人以上から3,000円以上の寄附金をもらわなくてはいけない※。今回の大会では、参加者全員が3,000円以上の寄付を行ったことで、年間目標数100名のうちの40名が達成されたことになる。
ワンデーポートの中村努施設長は挨拶のなかで、「このような取組みはワンデーポートにとってたいへんありがたいこと。昨今、メディアでギャンブル依存の問題が取り上げられる機会が多くあるが、世間にはまだ多くの誤解や、間違った認識がある。ワンデーポートの活動を通じて少しでもそのような状況を変えていければと思う」と述べた。
同大会を主催している「ワンポを支援するぱちんこ業界有志の会」の一人である、MIRAIぱちんこ産業連盟事務局の宮本成徳氏は、「この大会は団体活動の一環とかではなく、あくまでプライベートの仲間達と準備をしたものですが、こんなに多くの参加者たちに集まっていただきとてもありがたい。ご協賛いただいたサンセイアールアンドディさんや他の企業さんたちも、何の看板も持たない自分たちに気持ちよく協力してくれた。感謝しかないです」と語り、「今後もワンポ麻雀は継続的に開催していきたい」と意欲を示した。
開会式では、主催者の一人であるマッティー氏から、ワンデーポート・中村施設長に大会からの寄付金134,950円が手渡された。
※認定格を取得するためのパブリックサポートテスト(PST)の絶対値基準
※実績判定期間中(5年)の3,000円以上の寄附を行った者の各事業年度当たりの平均が100人以上であること