MIRAIぱちんこ産業連盟は5月15日、都内台東区のオーラムにて第5期定時社員総会および記念セミナーを開催。総会では、事業報告や収支決算報告など5議案を審議し、全て承認可決した。
参加した社員は164名(リモート28名を含む)で、総会は成立。第3号議案では定款変更が承認された。これは社員資格に関するもので、「ぱちんこホールを営む法人」としていたものを「ぱちんこホールを営む法人等」に変更。法人限定だった資格を広げることで、参加しやすいMIRAIを目指すという。
記念セミナーでは、金光淳用代表理事が登壇。自己紹介と略歴に始まり、MIRAIの歩みなどを説明した後、「夜のテキーラも時には大事」などと独特の表現で場を和ませながら、1時間近く業界の“未来”を熱く語った。風適法のカテゴリー分けとして遊技場営業があり、4号にぱちんこ屋と麻雀屋、5号にゲームセンター等があるため、「4号と5号で意見交換・情報交換することで、視野が変わってくるのではないか。映画館など、総務省の産業分類での娯楽業にまで広げると、もっとコミュニケーション・コラボレーションができる」と問題提起し、さらに「ぱちんこを支える知的財産である、アニメ、ゲーム、芸能などと親密になることは、我々のアピールポイントになる」とした。最後にVUCAの時代に触れ(Volatility=変動性、Uncertainty=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=曖昧性)、「元々、人は間違える生き物。だからこそ、MIRAIにも業界にも多様性が必要で重要なのではないか。一人より二人、二人より三人、三人寄れば文殊の知恵。多様性を大事にしながら、確実に結果を出したい。後退する余裕はない」と決意を口にした。
終了後は、「情報交換会」という名の懇親会を開催。来賓と堅苦しさはなく、高らかな乾杯の声とともに、笑顔があふれた。