自由民主党東京都遊技産業支部は5月22日、都内文京区の東京ドームホテルにて初となる総会を開催した。ホール関係者が多数出席する中、令和5年度決算報告の1議案が上程され、可決承認された。
冒頭挨拶で椿喜一郎支部長は、2年前に発足した経緯を述べながら「(立ち上げから)昨年は1,500名、本年は約1,700名と少しずつ増員しながらここまで辿り着いた。規則改正やコロナ禍で我々の業に影響した構造的な問題は多々あり、それらの法律や条例に関する課題を解決していくことが我々支部の使命であり責任。諸問題を解決するにも我々だけの力だけでは難しいことも皆様ご存じかと思うが、是非趣旨をご理解いただきたい。少しでも業が良くなり、存続できるよう邁進していく」として、これまで長く険しい道を切り開いた政治連盟の阿部恭久会長に改めて謝意を示した。
来賓祝辞では自民党遊技産業議員連盟会長の田中和徳衆議院議員、同顧問の平沢勝栄衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、木村義雄前参議院議員が登壇した。田中会長は他産業に比べて社会的評価が低い現状を指摘し、改刷対応に伴う公的支援の皆無や、能登半島地震での被害に関し、パチンコ業が補助対象外であることなど解決すべき課題について言及。「これからも一丸となってお役に立てる努力をしていきたい」として理解と協力を呼びかけた。