東京都遊協は4月25日、都内新宿区の遊技会館で4月定例理事会をリモートとの併用で開催した。
来月に総代会を控えた理事会での議決事項は、2024年通常総代会(総会)への提出議題や、都遊協ファン感謝デーの名称及び非組合員の取扱い、市ヶ谷見附ハイム309号室の売却についての3件が上程され、いずれも滞りなく承認された。
報告事項では、阿部恭久理事長が全日遊連理事長選へ立候補を表明したことが事務局から報告され、全国の遊協組合から45の推薦状が届いたことから、推薦状と立候補届を全日遊連に提出済みだとした。
総務委員会からは、5月14日から始まるパチンコ・パチスロ依存問題啓発週間でのポスター掲示について、昨年の掲示状況を調べたところ未掲載店舗が3割近くあったことを受け、積極的な掲示を呼び掛けた。機械対策委員会は、遊運協が実施した2024年問題に関するトライアル実施結果について報告。年間最大残業時間の上限960時間に対し、970時間まで削減可能なことから、残りの10時間は運送会社のドライバーの適正配置や共同集荷の利用などの運用で対応可能な数値であったとして、今後は契約する運送業者間と連携を図り、遊技機の早期納品や下取り返却機の事前準備の協力を求めた。