東京都遊協は1月24日、都内文京区の東京ドームホテルにて、定例理事会及び新年賀詞交歓会を開催した。理事会の冒頭では、能登半島地震による犠牲者の冥福を祈り黙とうが捧げられた。
理事会の議決事項では、能登半島地震に伴う義援金支出について上程され、都遊連社会貢献特別資金予備費から300万円、単位組合を通じて700万円の計1,000万円を石川県に支出することを決議した。その他、年間140万円(7校)の予算で都遊協ロゴマーク入りの学校備品を寄付する都内公立小学校教育支援事業を開始することも承認された。
阿部恭久理事長は挨拶の中で、「今年は4月から2024年問題、7月からの改刷対応と頭の痛い問題がある。辰年は陽の気が動き、万物が振動するため大きく成長し、形が整う年と言われる。辰年の活力旺盛の力を借りて、今年こそは業界全体が少しでもいい方向への向かうようにしていきたい」と所信を述べた。
理事会に先立ち開かれた税務研修会では、四谷税務署の尾部良一署長が登壇し、「適正納税」と題した講演を行った。