三重県遊技業協同組合(権田清理事長)は11月22日、「令和5年度 フリースクール三重シューレに対する全額給付型奨学金等贈呈式」を開催した。
同組合では社貢献活動の一環として、2003年からフリースクール三重シューレの家賃補助を行っており、2018年には全額給付型の奨学金制度を発足、2019年からは飲料メーカーの協力を得て、フリースクール「三重シューレ」を対象とした寄付金型自動販売機の増設・運用を行っている。
業界内では、一昨年度からのコロナ禍による廃業が相次ぎ、困難な経営環境が続いているものの、同組合では今年9月の理事会において、経営は厳しくても社会貢献活動は継続する「社会貢献の灯は消さない」旨を決議し、今年度も善意の箱(金のハート)から約539万円、三重ファン感謝デー売上の一部から約33万円の総額約572万円を支援することとした。
当日は、同組合の権田理事長から三重シューレの石山代表へ目録が手渡され、石山代表からは感謝の言葉が述べられた。
同組合では寄付型自動販売機を設置し、収益金の一部を三重シューレに寄贈する活動も行っており、今年9月末にもスイーツを中心とした寄付型自動販売機1台を設置して運用をしている。また、三重県遊技業協同組合と飲料メーカーの伊藤園、地場産業者と共同して、遊技業界以外にも寄付型自動販売機の設置を働きかけている。