大阪府遊協(平川容志理事長)は1月28日、大阪市中央区の大阪市役所にて、同組合が環境問題を啓発するために制作したオリジナルエコかるたの贈呈式を開催した。かるたは、大阪市内の534の保育所等に配布される。
贈呈式には、大阪市こども青少年局の内本美奈子局長ら3名が出席。河本勝弘副理事長は内本局長に目録を手渡したのち、「子ども達がかるたで遊ぶことで、エコを考えるきっかけになって欲しい。これからもエコ活動、社会貢献活動に取り組んでいくので、ご協力頂きたい」と挨拶した。
これを受けて、大阪市長から同組合に対し感謝状が贈られた。内本局長は「(かるたは)非常に教育的な内容となっている。大人の我々がきちっと守っていけないことを子どものころから啓発していくことは非常に有意義な取り組み」と謝辞を述べた。
長年に渡り環境問題に取り組んでいる同組合では、平成23年に大阪府が推奨する「生駒山系花屏風構想」に賛同し、生駒山の裾野を中心にヤマザクラ等の苗木の植樹を実施。また、平成25年10月にはオリジナルエコ啓発絵本「しろくまくんのてがみ」を制作し、大阪市内と大阪府下の認可保育園に配布した。今回寄贈したオリジナルエコかるたもその一環。