業界14団体、回収撤去で声明

業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ21世紀会は6月27日に開催した会合で、「遊技業界における健全化推進に関する声明」を取りまとめた。

声明の内容は、「全ての『検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機』を本年末までに市場から回収・撤去する」「ファンが身近で手軽に安心して遊技できる環境を整備していく」の2点。なお、日工組が本年2月10日及び3月2日に提示した回収対象遊技機については、本年8月までに市場から回収・撤去していくとした。パチンコ・パチスロ21世紀会では6月29日に声明に関する記者会見を行う。

業界14団体による「遊技業界における健全化推進に関する声明」はこれで2回目。今年1月26日のパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会において発表された声明では、「業界14団体が協力して健全化を推進する」「特に検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機に関する問題は、メーカーは検定機と同じ性能の状態で出荷し、ホールは適正なぱちんこ遊技機を導入し営業する」「入替対象となる検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機は、メーカーとホールが協力して可及的速やかに回収撤去を行う」の3項目が盛り込まれていた。

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