全商協所属の中国遊商(山本基庚理事長)は7月27日、広島市中区所在の広島平和記念公園一帯で開催された、広島市公衆衛生推進協議会と広島市主催による一斉清掃活動に4年ぶりに参加した。
この清掃活動は、毎年8月6日の平和記念式典に先立ち、環境美化運動の一環として、また、清掃活動を通じて平和意識の高揚を図るために、昭和47年から開催されている。
ここ数年、新型コロナウイルス禍で規模が縮小されていたが、一般参加が4年ぶりに可能となった今回は、広島市各区の公衆衛生推進協議会をはじめとする団体等約60団体、一般参加者を含む約2,000人がボランティアとして参加した。
開催にあたり、午前7時15分に原爆慰霊碑に向かって黙とう、松井一實広島市長並びに鉄村忠基広島市公衆衛生推進協議会会長の挨拶の後、それぞれの団体等が広島平和記念公園の各自持ち場の清掃区域内の缶、ビン、たばこの吸い殻等ごみの収集等清掃活動に従事した。
同組合から参加した社会貢献委員会上原正明委員長等5名は、平和の大切さを噛みしめながら、猛暑のなか大粒の汗を流し約1時間の清掃活動を行い、終了後は清々しい気持ちで会場を後にした。