エース電研は3月17日、本社ショールームにてスマート遊技機対応の新単体島システム「Isoletta(イゾレッタ)」の業界誌向けプレス発表会を開催。秋田光勇代表取締役が登壇し、正式発売に向け意気込みが語られた。
挨拶に立った秋田代表は、遊技場のあらゆるものがこの先大きく変化していく中、スマート機登場を見据えて新時代に対応すべく本製品の開発を進めてきたと経緯を述べ、「コンセプトは『変幻自在、いつまでも使える資産価値のある島』。災害に強く、従来島に勝る強度と耐久性を持ち合わせており、長年ユーザー様の満足を常に考えて創り上げた自信作」とアピールした。
従来の島ではできなかったレイアウトも実現可能な「Isoletta」は、単体研磨機(SCMR16)を用意し、従来の遊技機にも対応した島システム。島のパーツを差し替えるだけでP島⇔S島へ変更できる単体島で、設置されたレールに乗せボルトで固定するだけの簡易施工タイプと、アンカー固定式の2種類を用意したことで台間機器の自由度が大きく向上している点が大きな特徴。これにより三角島や柱巻き、R島にも楽々設置ができるため空間を最大限に有効利用することが可能となった。
解体した島は保管して再利用が可能。島工事での廃材を極力減らすことで環境にも配慮するといったSDGsの取組みにも貢献できるなど、新時代に相応しい島システムとなっている。
受注開始は4月3日からで、納期は約1ヵ月を想定している。
■「Isoletta(イゾレッタ)」のティザームービー