中国地方を中心にパチンコホール「プローバ」を展開するプローバグループのプローバホールディングス(広島県広島市、平本直樹代表取締役CEO)は2月17日、広島県が発行するグリーンボンド(広島県令和4年度第7回公募公債(グリーンボンド・10年))に投資したことを発表した。
同グリーンボンドは年限10年、発行額50億円。調達した資金は、広島県が取り組む「漁場環境の保全」「県有施設の照明のLED化」などの、環境改善効果のある事業に充当される。発行日は2月27日。
グリーンボンドは、企業や地方自治体が環境改善や環境保全のための事業(グリーンプロジェクト)に要する資金を調達するために発行する債券。SDGsへの取組みの一環として注目を集めており、調達した資金は、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電事業といったグリーンプロジェクトのみに使われる。
同社は、「引き続き地域・社会や環境との共生、経済・企業との安定的な成長共有の観点から、本債券をはじめとした ESG(環境、社会、コーポレート ガバナンス)領域における投融資を一層推進していく」としている。