東京都遊協は1月25日、都内文京区の東京ドームホテルにて、定例理事会及び新年賀詞交歓会を開催。新年賀詞交歓会が開かれるのは実に3年ぶりで、遊技産業議員連盟の議員や日遊協の西村拓郎会長などが来賓し、祝辞を述べた。
理事会の冒頭、阿部恭久理事長は挨拶の中で、直近の課題について「深刻な部材不足から遊技機の供給が間に合わず、さらにユニット不足により供給台不足という見切り発車でスマスロが登場した。これが店舗格差をますます広げ全く手放しで歓迎できる状況ではないが、今春にはスマパチが登場する予定であり、日工組にはスマスロの混乱を繰り返さないよう要望しているところである」と述べた。
さらに、「大幅に減少したファンが再びパチンコパチスロに興味を持っていただけるような活動も重要であることから、来月は都遊協ファン感謝デーを活用したYouTube広告宣伝を実施する。また、今後も高い優先度合いで取り組む依存問題対策については、自己申告・家族申告プログラムの導入率が全国平均より下回っており、未導入店舗は趣旨を理解いただき、導入率100%となるよう協力をいただきたい」と呼びかけた。
理事会に先立ち開かれた税務研修会では、四谷税務署の山本香門署長が登壇し、「適正な申告・納税に向けて」と題した講演を行った。