愛知県・岐阜県にパチンコ・アミューズメント施設を展開している善都（愛知県豊田市、都筑晶裕 代表取締役社長）が支援する一般財団法人善都財団（都筑善惠 代表理事）は1月15日、豊田市福祉センターホールにて「奇跡の7本指ピアニスト 西川悟平 トーク＆ピアノチャリティーコンサート」を開催した。
当日は約500人が来場し、東京2020パラリンピック閉会式でグランドフィナーレを飾った西川氏の演奏やトークに魅了されていた。
西川氏はニューヨークを拠点にピアニストとして活躍していたが、難病のジストニアに罹り、一生ピアノは弾けないと医師に宣告されたが、懸命なリハビリの末、動かなかった指は7本まで動くようになり、奇跡の再起を果たした。
善都財団の都筑代表理事は、「このコンサートでは、医師から難病と診断され、”不治の病”という宣告を受けても困難に立ち向かい乗り越えてきた西川氏の精神的な強さを、夢に溢れるトークから感じてもらいたい」とコメントしている。
なお、本公演の収益の一部は福祉団体等に寄付される。
一般財団法人善都財団は、「善都子ども財団」として子ども食堂の支援を主軸に2019年4月に設立。当初、豊田市内に限定した活動を続けてきたが2022年5月、活動範囲を市外にも拡げ、支援対象も高齢者や障がい者、地域福祉、文化振興に拡大して「善都財団」に改称した。