中国遊技機商業協同組合(山本基庚理事長)は9月26日、広島県尾道警察署に尾道市立大学の学生が作製した特殊詐欺被害防止を高齢者に呼びかけるポスター1,000枚を寄贈した。
同ポスターは、尾道警察署管内で発生が続く高齢者を対象とする特殊詐欺被害を少しでもなくするため、尾道市立大学美術科の学生に依頼し作製された。事前に9枚のポスターについて、警察署長、市立大学学長、市立大学地域総合センター長、同組合山本副理事長による選考会を開催し選考されたもので、インパクトの強いデザインが特徴。
贈呈式は尾道警察署長室で開催され、同組合社会貢献委員長でもある山本副理事長から大野勝俊尾道警察署長へ目録が手渡された。山本副理事長は贈呈にあたり「少しでも高齢者の被害防止に役立ててください」と述べると、大野警察署長からは「支援は大変ありがたい。これから有効に活用させていただく」との感謝の意が伝えられた。また、今回の支援に対して大野警察署長から山本副理事長へ感謝状が贈られた。
今回、寄贈したポスターは、高齢者の出入りが予想される尾道市内の全公民館や金融機関、医師会所属の病院、駅、スーパー等に掲示し広報啓発に活用される予定。
同組合では、平成27年度から事業活動区域となる中国地区5県の行政に対し、特殊詐欺の被害防止等施策の一助となるよう様々な支援を行っている。