セガサミーホールディングスおよびサミー、セガの3社は9月1日より、同グループ従業員の卵子凍結サービス支援制度を導入した。グレイスグループ(東京都渋谷区)と業務提携し、従業員が卵子凍結を行う際の費用を支給する。
本制度は女性のキャリア形成と妊娠・出産の両立を支援することを目的に導入。婦人科専門医によるリテラシー向上セミナーの開催、提携医療機関での各種検査・採卵・卵子凍結等にかかる費用を支給する。対象となるのはセガサミーホールディングス、サミー、セガに勤務する35歳以下の女性従業員(正社員および契約社員)。その他のグループ会社についても順次検討を進めるほか、経過措置として2027年3月末までは42歳以下の女性従業員も対象とする。
同グループではこれまで「女性活躍」に寄与する施策として、不妊治療をサポートする休暇制度や法定以上の育児休業制度、働く時間を柔軟に選択できるセレクトタイム制度を導入するなど、妊娠・出産・復職に対するサポートを行ってきた。