マルハンは7月6日、同社社員の狩野亮選手が日本障害者スキー連盟の強化指定を辞退し、パラアルペンスキー日本代表としての活動を引退することを発表した。今後は国内にて選手の育成や社会貢献活動を中心に活動していく。
狩野選手はこれまで18年間にわたって日本代表として活動。パラリンピックに5大会(トリノ・バンクーバー・ソチ・平昌・北京)連続出場し、バンクーバー大会(2010年)のスーパー大回転で金メダル、ソチ大会(2014年)の滑降およびスーパー大回転の2種目で金メダル、合計3つの金メダルを獲得した。
今後は日本代表としての活動はなくなるが、競技の引退はせず国内レースへの参戦などは続けていく。また、国内にて選手の育成、社会貢献など様々な方面での活動も予定している。