ぱちんこ広告協議会(PAA)は5月25日、定例理事会を開催し、会員に向けて業界動向の共有や担当理事によるワーキンググループの活動報告を行った。
理事会冒頭、大島理事長は「広告規制の見直しについてホール4団体が協議を重ねており、行政とも協議を進めていると伺っています。業界全体が活発化するよう尽力されているとのことでもあり、我々も注意深く推移を見守っていきたいと思います」と述べた。
続いて篠原弘志相談役から、スマート遊技機の進捗状況、山口県の給付金誤送金に端を発してインターネットカジノが注目を浴び、これらがIRに影響を及ぼす可能性も考えられることなどが共有された。また、アドバイザーの茂木欣人氏からは、広告宣伝についてホール4団体での協議が継続していることや、貯玉についての協議、スマート遊技機について関係団体向けに行われた説明会の概要などが共有された。
活動報告では、防災拠点ネットワークWGから、「全国防災キャンペーン(仮)」について会員取り扱いのスキームを構築中であること、「防災拠点ネットワーク」は防災関連ニュースサイトの性格を強めた展開を実施中との報告があった。広告・宣伝WGは、ぱちんこをテーマにした広告を一般公募する「PAA広告大賞」開催に向けて準備を進めており、近日中に詳細を発表予定。ぱちんこ大会WGは、大学のサークルを参加対象とした全国大会(通称インカレ)を、年内プレオープンに向けて企画を構築していると報告した。