日遊協は10月26日、太平洋ゴルフクラブ成田コース(千葉県成田市)にて「~庄司孝輝追善メモリアル~」(大会会長・西村拓郎日遊協会長)を開催した。コンペ開催日は緊急事態宣言等が解除された時期だったものの、昨年同様に感染対策を継続し、表彰式もオンラインで行った。
「日遊協親睦チャリティゴルフコンペ」は、公益財団法人日本盲導犬協会(井上幸彦理事長)の活動支援と日遊協会員の親睦のために毎年開催されているもので、今年は先般逝去した日遊協前会長、庄司孝輝氏の追善メモリアルコンペとしても行われ、クラブハウスの一角には故・庄司前会長を偲び、在りし日の写真が飾られた。
コンペは、当日朝の天気が雨模様となったことから開始時間を遅らせハーフラウンドに切り替えて行われた。スタート時刻までには雨も止み、風は少しあるものの曇り空、気温18度というコンディションのもと、参加者131名が名門コースでのプレーを楽しんだ。
コンペ終了後には、東京・銀座にある太平洋クラブの関連施設「太平洋クラブ銀座」からオンライン配信方式による寄付金贈呈式、成績発表・表彰式を開催。西村拓郎・日遊協会長は挨拶のなかで、コンペ参加者に謝辞を述べるとともに、故・庄司前会長との思い出に触れ、「東京都・関東支部、そして会長職を引き継ぐなかで多くを教わった」と故人を偲んだ。また、庄司正英・日遊協相談役は「(庄司前会長が)治療をしながら会長職を続けるのをみて、覚悟を持ってやっているのだと感じた。(人間の)容量が大きく、反対意見にも寛容だった」と故人の人柄についても触れながら、仕事の上で支えとなった関係者に対して感謝の意を示した。
贈呈式では西村会長より、公益財団法人日本盲導犬協会の井上幸彦理事長にコンペ参加者に加え、庄司正英相談役からも寄せられたチャリティの寄付金目録(65万円)が手渡された。