一般社団法人日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は9月1日、パチンコ業界の年間動向と官公庁・関係団体等の業界関連データをまとめた「遊技業界データブック2021」を日遊協ホームページにて公開した。
日遊協では、業界で蓄積されたデータを体系的にまとめて発表することで、正しい業界像を内外に示していくことを目的に「遊技業界データブック」を制作しており、2019年版に続いて3冊目となる。
同書は、遊技業界の動向について、「全般」「社会」「経済」「人的資源」の視点から分析し、解説を加えた『解説編』と、官公庁や業界団体、シンクタンク、関連企業の統計資料を網羅した『データ編』の2部構成となっている。解説の執筆は、お茶の水女子大学 坂元章教授(パチンコ・パチスロ産業依存対策有識者会議委員)、諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授(日遊協理事)、帝国データバンクなど、それぞれの分野の専門家がつとめた。
西村会長は発刊にあたって、「『遊技業界データブック』発刊を通して、業界内外の多くの方に、この歴史ある業界の姿を、正しく知っていただきたいと考えております。関係者の方には業界の2020年を振り返っていただく材料として、また業界外の方には、なかなか見えにくい当業界の実像を知っていただく入口として、役立つことを願っております」とコメントを寄せている。
同書は、日遊協ホームページでPDFファイル形式で公開されている。
■ダウンロードページ:https://www.nichiyukyo.or.jp/news/news.php?news_id=1071