九州地区を中心にパチンコホールを展開するユーコーラッキーグループ(福岡県久留米市)は、今夏北部九州を見舞った記録的大雨に際し、グループ4店舗の立体駐車場を車両避難場所として開放した。
8月のお盆期間中に北部九州各地を襲った記録的な大雨に伴い、車両水没の危険が高まった佐賀県を中心に、ユーコーラッキー鳥栖郊外店(佐賀県鳥栖市)、ユーコーラッキー北磯店(福岡県大牟田市)など4店舗にて計315台を受け入れた。
九州では毎年のように大雨や台風に見舞われており、昨年9月の台風10号上陸時には九州5県に展開する13店舗を対象に暴風対策として立体駐車場を含む全12の駐車場を開放した。今回は今年4月に佐賀県と佐賀県遊協が締結した災害時協定に基づく取組みにも位置づけられており、佐賀県は8月13日、協定に基づいて県内14店舗のパチンコ店駐車場を車両避難場所として開放すると県のホームページに告知を掲出した。
8月17日付の佐賀新聞では、車両水没に伴う救援要請が2年前の佐賀豪雨から減少した背景に県との協定に基づくパチンコ店による立体駐車場開放があったと伝え、「避難場所として(パチンコ店駐車場)の認知が広がっているようだ」と同グループ店舗関係者のコメントを掲載している。
■グループ協力店
・ユーコーラッキー(鳥栖郊外店 佐賀県鳥栖市元町1357)
・ユーコーラッキー(北磯店 福岡県大牟田市北磯町2-50)
・ゴールデンラッキー(若宮店 佐賀県佐賀市若宮一丁目25番4)
・ゴールデンラッキー(武雄店 佐賀県武雄市武雄町大字昭和40-26)