D’station Racingは、NEXUSグループが展開するSDGsおよび社会貢献活動の一環として、夏休み期間中の8月7日、御殿場工場(静岡県駿東郡小山町)の一般開放イベント「Kids Racing Garage Experience & Tour Hosted by D’station Racing」を開催した。イベントでは、レーシンカーについての解説やレーシングチームの普段の仕事ぶりを見学するなどし、親子含めて400名がモータースポーツを身近に感じることができた一日となった。なお、子ども向けのお仕事体験イベントは、日本のモータースポーツ界としては初だという。
参加した子どもたちは、7月31日〜8月1日に大分県日田市のオートポリスで開催されたスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第4戦「TKU スーパー耐久レース in オートポリス」でST-Xクラス2位を獲得した#777 D’station Vantage GT3、ST-Zクラス優勝を飾った#47 D’station Vantage GT4のボディカウル類やホイールの清掃を体験した。また、D’station Racingのメカニックがタイヤ交換を実演したほか、各組代表1組の親子がタイヤ交換にも挑戦した。
星野代表は、日頃レーシングカーに接することがない子どもたちのために、実際にレーシングカーに乗ったり、整備をしたりということを体験してもらうために企画した、とイベントの趣旨を説明。「私たちは、レーシングチームとしてレースだけではなく、レースを支援してくれる裾野を広げなければいけないと思っています。これからもこういったイベントを開催していきますので、今後のD’ステーションレーシングの活動にご期待をして頂ければと思います」とコメントした。
ドライバーの藤井誠暢氏は、「普段は入れないチームのワークショップに入ったり、普段は見れないレーシングカーに触ったり、さらに子供たちが本物のレーシングカーを掃除したり、タイヤ交換のデモンストレーションをしたりと、今までにない企画として、我々も楽しかったですし、とにかく参加したすべての子どもたちと親御さんが非常に楽しんでくださり、大成功に終わることができました」とイベントを振り返った。
また、この取組みでは、NEXUS×SDGsプロジェクトとジョイントし、当日参加した子ども向けにお菓子も配布した。