平和は8月5日、2022年3月期の第1四半期決算を公表した。それによると売上高は前年同四半期比98.2%増の320億51百万円、営業利益43億67百万円(前年同四半期は営業損失44億15百万円)、経常利益43億31百万円(同経常損失44億91百万円)、純利益26億33百万円(同58億13百万円)。新型コロナウイルスの影響により新機種の発売を見送った前年同四半期と比べ、販売台数が大幅に増加したことから、売上高および利益は前年を大きく上回った。
遊技機事業の売上高は911億16百万円(同678.0%増)、営業利益は77百万円(前年同四半期は営業損失33億01百万円)。パチンコ機は「ガールズ&パンツァー 劇場版」、「Pニュートキオ」などを発売し、販売台数は1.6万台(前年同四半期比1.5万台増)、パチスロ機は「パチスロガールズ&パンツァー 劇場版」を発売し、販売台数は6千台(同5千台増)となった。
ゴルフ事業では、来場客数の増加および新規ゴルフ場取得により、前年同四半期を大きく上回り、売上高は前年同四半期比52.9%増の229億34百万円、営業利益は47億96百万円(前年同四半期は営業損失5億03百万円)となった。
通期の見通しについては従来予想を据え置き、パチンコ機8タイトル・10万8千台、パチスロ機5タイトル・5万2千台を販売。売上高1507億円(前期比39.9%増)、営業利益223億円(同319.8%増)、経常利益214億円(同269.0%増)、純利益139億円(前期は1506.9%増)の大幅な増益となる見通し。