中国遊技機商業協同組合は5月13日、広島市のANAクラウンプラザホテル広島にて第51回通常総会を開催。総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、新理事長として山本基庚氏が就任。議案審議では全5議案を審議し、全て可決承認された。なお、当日は新型コロナウイルス感染防止の観点から、組合初となる会場とリモートで繋ぐハイブリッドによる開催となった。
通常総会では、令和2年度の事業報告及び同決算関係の承認を求める件、令和3年度事業計画(案)及び同収支予算(案)並びに同賦課金の額、微収の時期及びその方法(案)の承認を求める件についてなど、全5議案が審議され全て可決承認された。また役員改選では、6期12年に渡って組合の舵取りを務めた松原陽輔理事長の後任として、山本基庚専務理事が理事長に就任した。
就任にあたり山本基庚理事長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け厳しい状況下にある業界、パチンコ・パチスロ依存問題、新規則機への円滑な移行に伴う対応など、様々な課題を挙げながら「これらに適切に対応するためには、組合員の“和”が大切であり、組合員が一丸となり固い絆のもとにそれぞれの立場と役割を確実に果たしてこの難局を乗り越え、業界の発展に努めていきたい」と所信を述べ、理解と協力を求めた。
当日は、広島県警察本部生活安全総務課の林田辰男課長補佐による「遊技機の健全化について」を演題とした行政講話が行われた。