オーイズミ 21年3月期決算 事前予想値からは上振れ着地

オーイズミは5月13日、2021年3月期連結決算を発表し、売上高128億06百万円(前期比6.8%増)、営業利益15億35百万円(同2.0%減)、経常利益17億47百万円(同14.4%増)、純利益11億82百万円(同29.4%増)となった。遊技機販売が順調に推移したことに加え、経費削減等により、事前の業績予想数値からは上振れ着地した。

主力である機器事業では、周辺設備機器部門において引き続き「樹脂研磨式メダル自動補給システム」、「多機能IC玉、メダル貸機」の拡販に注力してきたが、パチンコホールの設備投資スタンスは抑制的であり、販売状況は厳しいものとなった。一方、遊技機部門においては、昨年12月に市場投入した「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」が導入店舗における高稼働を受け高く評価され、初期ロット、再販完売と販売台数は堅調に推移し業績に大きく貢献した。その結果、機器事業の売上高は77億35百万円(前期比16.6%減)、セグメント利益11億32百万円(同23.8%減)となった。

22年3月期の連結業績予想については、新型コロナ感染拡大の影響に鑑み、現時点では非開示としている。

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