豊丸産業は8日、同社の多機能型食卓テーブル「元気はつらつ トレパチ!テーブル」が、川崎市の福祉製品基準に適合した製品「かわさき基準(KIS)認証福祉製品」として認証されたと発表した。
トレパチ!テーブルは、認知症予防や機能訓練、高齢者向け施設をはじめとして、あらゆるシーンで活用できる”心身の健康増進機能”をプラスした1台∞役の多機能型テーブル。設置スペースに悩むこともなく、導入費用対効果の高さも特徴となっている。
認証式は、3月24日に川崎市主催の「ウェルフェアイノベーションフォーラム2021」にて行われ、同社の永野光容社長が川崎市長より認証書を受けた。
トレパチ!テーブルについて、川崎市は、「加齢による身体機能、認知機能が低下された方・要支援・要支援未満の比較的活動意欲のある方が日常的に運動機能や認知機能の訓練をゲーム感覚で行うことで維持・向上につなげていくこと、また最大4人までの利用ができることやリハの動画をテレビにつなぐことで、施設利用者同士のコミュニケーションの活性にも繋がっていくことが期待できる」と高く評価した。
また、モニターからは、「 テーブルで色々なゲームがあるので頭の運動になっていい。機能訓練のひとつにもなり得る」「ゲームの種類もあり、利用者の状態に合わせて選ぶことが出来ると思う」「認知症の予防についても計算やパズル、クイズなど、長期記憶を刺激できて良い」「ゲームをする人でコミュニケーションが活発化していた」などと評価された。
「かわさき基準」は、利用者にとって最適な福祉製品のあり方を示した川崎市独自の基準で、高齢者や障がい者の自立支援を中心概念としている。
▼「元気はつらつ トレパチ!テーブル」
URL:https://be-selfish.jp/table/index.html