一般社団法人日本iスポーツ機構(以下、NiSと略)は1月15日、設立オンライン記者発表会を開催した。
冒頭、大原弘代表理事はiスポーツとNiSの活動概要を説明。iスポーツとは、遊技機の取付けを競技化したもので、その精度とスピードを競い合うスポーツ。NiS はiスポーツを通して人々の競技力及びスポーツ精神の向上、健やかな社会とスポーツ文化の発展に貢献していくことを目的に昨年11月12日に設立した。今後はiスポーツ競技大会の普及や、iスポーツ健康アドバイザー・iスポーツ健康マスターのプロライセンス発行、選手育成支援等を展開していく。
大原代表理事は「将来は日本国内だけでなく国際的な競技大会の開催も視野に入れ、iスポーツ健康アドバイザーのライセンス発行は1万人を目指している。現在、新型コロナウイルス感染が世界的に流行し人々の生命と生活と社会経済活動に深刻な影響を及ぼしている中でのスタートとなるが、競技に参加する人、観覧される人みんなの笑顔が広がり世の中を元気にする一助になりたい」と思いを語った。
続いて小澤一郎副代表理事は、iスポーツ競技大会の審査基準について説明。競技ではスピード(取付作業時間)や打付け精度など全5項目を採点し、iスポーツ健康アドバイザー取得者が参加可能だとした。資格取得に関してはホームページで受付中、初回の「~GENNOUカップ~第一回入替屋選手権」の賞金総額は20万円。小澤副代表理事は「スポーツ競技を通して健康はもちろんパチンコ遊技にも興味を示してほしい」と話した。