セガサミー文化芸術財団(里見治紀代表理事)が運営する「Dance Base Yokohama」(通称DaBY/デイビー)は21日、視覚障がい者とダンスの新しい味わい方を探求するプロジェクト「ダンスのアクセシビリティを考えるラボ~視覚障がい者と味わうダンス鑑賞篇~」を立ち上げた。
プロジェクトでは、振付家・ダンサーが新たに創作したダンス作品を批評家・詩人・美学者・インタープリターによって描写されたナレーションとともに視覚障がい者が鑑賞。ダンス鑑賞に必要なサポートを知るだけではなく、視覚障がい者の視点から「ダンス鑑賞とは何か」という新しい可能性を探る。さらに新たなダンス表現の開拓や作品の可能性を広げることにも期待しているという。
また、プロジェクトはドキュメンタリー映像としてまとめられ、文化庁「文化芸術収益力強化事業」の一環として株式会社precog展開するバリアフリー型プラットフォーム事業「THEATRE for ALL」にて、2021年2月の配信を予定している。