関西遊商は8月7日、社会貢献・環境対策委員が中心となりホール駐車場の特別強化日を実施した。
関西遊商では、毎年5月1日から10月31日までの6ヵ月間、組合員及び従業員がホールを訪問する際に駐車場を巡回する「ホール駐車場の特別警戒巡回活動」を実施している。今年の強化月間は8月1日から10月31日、特別強化月間は7月1日から8月31日とし、8月7日を「特別強化日」とした。
参加者14名は5つのグループに分かれて大阪府下の10店舗を訪れ、猛暑のなか100~200台にも上る駐車場に止められた車の中を確認。車内に子供が取り残されていないか、一台一台を入念にチェックした。
各ホールによって巡回活動は様々で、開店~18時までは1時間に1度、18時以降は2時間に1度という店舗や各スタッフが休憩前に巡回する店舗もあり、これらの取り組みに対し店舗側は「関西遊商の巡回によって、より一層スタッフの意識が高まります」等と答えている。
活動を終えた西川直也社会貢献・環境対策委員長は「新型コロナウイルスの影響で巡回が中々出来ていなかったが、大遊協からの依頼を受けこうしてやっと巡回できた。我々のこうした活動が子供の車内放置事故を無くす一助になればと願っている。業界全体の意識を高める為にも、ホール組合や各ホールの方々と協力しながら、引き続き事故の未然防止に向けた取り組みを知っていただき、車内事故を無くしたい」と話した。