ぱちんこ広告協議会、5月の活動を報告

ぱちんこ広告協議会(以下PAAと略)は5月の活動として、27日に開催された理事会の内容と緊急事態宣言の全国的解除を受け、社会情勢を踏まえた広告宣伝への理解と協力を求める文書を5月26日付で会員向けに発出し、引き続き活動への配慮を求めたことを報告した。

先月に続きウェブ会議となった理事会では、冒頭に大島理事長がこれまでの広告自粛への協力に謝意を表するとともに「営業再開が全国で進み始めたが、先行するホールからは、ファンの心理的抵抗も垣間見え、来店を躊躇するケースも多いようだとの話も伺っている。再開にあたって、今だからこそ必要とされる広告宣伝があり、今後のPAAのやるべき活動も変化していくことが予想される」と挨拶した。

業界情報共有では、篠原相談役が施行規則改正による旧規則機の経過措置1年延長の決定判断を評価し、その裏付けとも言える行政の業界理解に応えるためにも、新型コロナウイルス感染症予防ガイドラインに準拠し、感染拡大防止の徹底を推奨した他、新型コロナウイルス感染症によって発生している様々な影響等について報告があった。

アドバイザーの茂木氏からは、経過措置1年延長にまつわる様々な課題とともに、営業再開したホールへの来店をためらうファン心理のサポートを考察し、方法論を構築することもPAAのとるべき施策と思われるとアドバイスがあった。

柳井参与からは、新型コロナウイルス感染症収束後のニューノーマル(新常態)とその対応をどう発信していくかについての考察や他研究者と進めている学術研究プロジェクトの進捗状況などを共有した。

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