アサヒディードが就労支援活動実績を報告、出庫数は前年度を上回る

アサヒディードはこのほど、2019年度中に行った就労支援活動の実績を報告した。

同社の「イルサローネ泉佐野店」と「イルサローネ貝塚店」では、地元の福祉施設「ささゆり作業所」と「夢二色」で生産された製品を2012年より賞品として取り扱っている。また、2014年からは「イルサローネ三田店」で「神戸ふれあい工房」のクッキーを賞品として提供している。2019年度は、「イルサローネ泉佐野店」と「イルサローネ貝塚店」でそれぞれ年間5,000個以上、「イルサローネ三田店」では年間1,200個を出庫し、これらの就労支援賞品の出庫数は2018年度から948個増えて合計11,748個となった。

イルサローネ貝塚店(夢二色クッキー)

また、「イルサローネ泉佐野店」は、大木地区のボランティアが作ったお米「大木米」の2kgサイズの販売を6月よりスタートする。大木米は、大木地区の活性化を図るボランティアが作るお米だが、流通ルートが限られており、地域の方に広まらないという課題を抱えていた。そこで同店は、地域共生の観点から賞品として販売することを提案。2018年度からお米を詰める作業を「夢二色」へ依頼し、お試しサイズ(2号で500円)で販売していた。

いずれも交換した遊技客からの反響は上々で、同社は「今後も製品を生産している方々や地元の社会福祉施設との関係を構築しながら、お客様に喜ばれる賞品のご提供に努めて参ります」とコメントしている。

イルサローネ泉佐野店(大木米)

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