神奈川県遊協では、昨年8月9日に神奈川県防犯協力連合会を通じて神奈川県に対し、「簡易型通話自動録音機」や「詐欺撲滅メモ帳」などの製作費100万円を寄付。この支援に対し、神奈川県警察から感謝状を授賞。その贈呈式が3月23日、神奈川県遊協会議室にて執り行われた。
贈呈式では神奈川県警察生活安全部の新田泰弘部長から伊坂重憲理事長に感謝状が贈られ、受け取った伊坂理事長は、「最近では新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した悪質な詐欺も増えている。神奈川県は高齢化が進んでいることもあり被害金額も大きい為、被害を防止するためにも県遊協だけでなく、各単組も所轄と連携しながら特殊詐欺防止対策を行っているところ」と述べるなどした。神奈川県では平成30年中、県内の特殊詐欺の合計被害額が57億円と件数・被害金額とも2年連続で過去最悪の発生状況となっている。
なお、横浜遊技場組合の戸塚支部でも、昨年8月と11月に戸塚警察署に対して「簡易型通話自動録音機」を1,000台贈呈しており、3月17日に戸塚警察署長から感謝状を授賞している。この「簡易型通話自動録音機」は、設置された電話機へ電話をかけると警告音声が流れたのち会話内容を録音するといった機能を持つ装置で、特に一人暮らしの高齢者から喜ばれているという。