ダイナムがPTB評価結果2年連続最高ランク「AAA」を獲得

ダイナムは2月28日、「一般社団法人パチンコ・トラスティ・ボード(以下PTB)」による第12回評価調査を受け、全10分野において上場会社の模範となるレベルの最高ランク「AAA」評価を獲得したことを発表した。

■ダイナムの評価結果

本年度のダイナム評価調査は、2019年12月2日~20日の間、東京都荒川区の本部ビルにおいて各部門責任者・担当者へのヒアリング並びに規定、マニュアル、帳票類の確認、またPTBにより選出された5店舗へのヒアリングと視察が実施された。

本年度の評価は、上場会社の規範となるレベルの最高ランク「AAA」評価となっており、昨年度に続いて2年連続での最高評価となった。なかでも、「パチンコ・パチスロへの過度なのめり込み問題対策」については、「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドライン(パチンコ・パチスロ産業21世紀会)の遵守のほか、『ホール企業の合同勉強会を定期的に行っていること』『業界初の試みとして、パチンコ依存問題についての行動実態調査(アンケート)を実施・研究していること』『社会福祉系団体主催の勉強会に主体的に参加していること』の3点がガイドラインの水準を超えていると評価され、前回評価から向上した。

同社はPTB設立当初から評価調査を受けており、経営姿勢の開示、コンプライアンス協議会の発足、内部監査規定見直しなど、社内体制の改善に継続して取り組んできた結果、2012年に親会社であるダイナムジャパンホールディングスが世界基準の評価を得て、香港証券取引所メインボードへの株式上場を果たすことにつながったと考えている。

今後も同社は、PTBによる評価調査を受けると共に継続的に社内体制の整備・改善を行い、業界のリーディングカンパニーとして、業界団体を通じて、これまで培ってきた経営管理の仕組みを積極的に開示することで業界全体の健全化、社会的地位の向上に取り組んでいくとしている。

■(参考)格付符号と定義

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