日遊協は1月10日、グランドアーク半蔵門にて定例理事会及び新年祝賀会を開催した。
理事会後の会見では自己申告・家族申告プログラムの推進状況を報告。全日遊連を通して導入開始報告書の提出を促した結果、12月末現在、前月比424店舗増の3,671店舗であるとし、会員の理解を深めるために支部ごとに勉強会・セミナーを継続的に開催していることも報告された。
その他、SDGsの推進に関する検討状況については、「SDGsの取り組みと日遊協の活動は共通項目が多い。業界のフレームで話すよりも、SDGsの項目に合わせて実行する方が社会の理解を得やすいだろうという思いもあり、今後もボランティア活動や地域貢献、女性活躍推進をメインとして引き続き取り組んでいく」と庄司孝輝会長が説明。SDGsの目標に沿った継続的な取り組みを誓った。
新年祝賀会では、冒頭に庄司会長が挨拶。「解釈基準の変更、内規の改定もひと段落したようで夏前には登場するであろう新基準機には大いに期待するところ。今年の天気予報を表すならば前半が雨、後半は曇り晴れ。4月の禁煙化は浸透するまでに時間を要するが、裾野が広がるチャンスだと捉えている。オリンピックイヤーとなる今年、業界は粛々と依存問題対策、新基準機の入替えなど順調に行い、新しい年度となるよう期待したい」と述べ、団体加盟する日工組、日電協、全商協、回胴遊商、同友会の各代表も登壇し、新年にあたっての抱負を語った。