PAAと日遊協が「スポGOMI大会」、総重量64kgのゴミを回収

ぱちんこ広告協議会(以下PAA)は、9月7日に日遊協と「パチンコ・パチスロファン スポGOMI大会in上野」(以下スポGOMI大会)を共催した。

スポGOMI大会とはチーム1組で、制限時間内に定められたエリア内で力を合わせてゴミを拾い、その質と量をポイントで競い合う環境にやさしいスポーツ。これは2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」活動の一環で、日遊協は2018年からSDGsへの取り組みをスタート。ファンと業界関係者がSDGsの実現に向けた活動に取り組む場を設けることで、啓蒙・参加を促していく試みだ。

大会の冒頭、日遊協の知念安光理事は「楽しみながら街を綺麗にしていくこの活動は、まさにアミューズメント業界に相応しい。今後もSDGs活動を継続していきたい」と、大会の趣旨を説明。来賓した台東区の太田雅久区議会議員は、「この文化が津々浦々に広がり、日本に根付いて欲しい。上野の山から発信していきましょう。本日のスポGOMI大会、頑張るぞー!」と、拳を挙げエールを送った。

当日は、ファン42名とパチンコ・パチスロライターがチームを組み、計10組でパチンコと縁の深い上野エリアを清掃。60分という競技時間内で集まったゴミは、可燃ごみやペットボトルなど64.1kgにも及び、最も重量が多かった成田ゆうこチーム(1,550pt)が優勝した。成田さんは「皆、朝一の台選びのように目を輝かせ、ゴミを見つけていた。声を出し合ってゴミを分別するなど、チームワークが特に素晴らしかった」と優勝した秘訣を話した。

閉会の挨拶を行ったPAAの大島克俊理事長は、「視察の時はほとんどゴミが無く心配していたが、今日は皆さんのおかげで64kgものゴミが集まりました有難うございます。ファンと業界を繋ぐパイプ役として、このような場を今後もどんどん作っていきたい」と感謝の意を伝えた。

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