「超パチフェス2019」について実施報告

日遊協遊技機委員会の内藤裕人委員長が、去る5月17日に行われた同協会の定例記者会見で、「超パチンコ&パチスロフェスティバル2019」(以下、超パチフェス2019)の実施報告を行った。

超パチフェス2019は、4月27日と28日開催の「ニコニコ超会議」にパチンコ業界がブース出展し、若年層やパチンコノンユーザー層に対するパチンコの認知拡大などを目的としたイベント(企画:日遊協の超パチフェス2019 製作委員会)のこと。ブース内には各メーカーのパチンコ新規則機、パチスロ6号機の試打コーナーが設けられたほか、ガラポン抽選機によるミニゲームの実施、コスプレイヤーが撮影を楽しめるフォトブースの設置など、様々な催しが行われた。なお超パチフェスは今年で6回目の出展となる。

内藤委員長の報告によれば、イベント開催2日間で、超パチフェスブースには合計4,107名が訪れた。ブース来場者を対象としたアンケート結果によると、ブース来場者の23%が「ノンユーザー及びスリープユーザー」で、ライトユーザー(遊技頻度が年に数回程度)を含めると、全体の約1/3がライト層寄りのユーザーとなった。また年齢層は40歳未満までが全体の71%(30歳未満は38%)を占め、比較的若年層の来場を集めたことが伺える。

超パチフェスブース来場に当たり、同行者の有無については48%が「1人で来場」と答え、1人のケースと複数のケースがほぼ半々となった。また業界が推進する“連れパチ”に関する質問として、パチンコ(パチスロ)に誘われた経験を問うたところ、「誘われたことがない」が21%、「誘われたけど行かなかった」が3%、「誘われて一緒に行った」が75%という結果となっている。

内藤委員長は今回のイベント実施について「私が初めてパチンコを打ったのが平成元年。そして、平成の最後にこのようなイベントに関われて感慨深い。現場で接客する若いスタッフに対し、我々世代が何が残せるかが課題だ」と語った。

日遊協遊技機委員会の内藤裕人委員長

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