一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長)は12月17日、都内港区のTKPガーデンシティで第2回社員総会及び基調講演を行った。
現在56社の会員企業を有する同協議会では、2016年の設立以来3期目を迎えるにあたり、大島克俊理事長が新たな活動方針を示した。ビジョンは「ぱちんこ業界の活性化」とし、「会員企業が安心して活動できる環境づくり」を活動目的とした。
当日は合わせて目的達成に向けた「4つの力を支える8つのプロジェクト」を発表した。8つのプロジェクトとは「ファンの創出とアプローチ」「新たなファン感謝デーの企画・実施」「ファンとのパイプづくり」「健全な広告活動の地盤づくり」「ホール法人様との連携」「会員企業数の拡大」「健全なサービスづくりと啓発」「広報活動の強化」。それぞれ担当理事が付き、プロジェクト実現に取り組んでいく。
社員総会で、引き続き理事長を務めることとなった大島氏は「やる以上は結果を残せるよう全力で取り組みたい。この2年間で業界環境は予想以上に変化したが、広告協議会としても変化に応じてスピードを上げ、様々な取り組みが必要だと認識している」と挨拶した。
基調講演では、三重県遊協の佐波豊専務理事が三重県内の広告規制のこれまでを語ったほか、フィリップ・モリス・ジャパン合同会社の佐野秀生氏、中村陽介氏が、喫煙を取り巻く環境の変化等について、それぞれ話した。